【リンパ系①】リンパとは
【美肌】と並行しまして、【リンパ系】について投稿を開始したいと思います。
「リンパ」というフレーズは聞いたことがあると思います。
一体それが何で、どんな作用があるのかについてお話ししていきます。
まずはリンパ系とは、「リンパ液」を運搬するネットワークであり、白血球をつくるなどの免疫にかかわる器官です。
リンパが滞るとむくみやすくなるなどのイメージがあると思いますが、リンパは実は「免疫」にとても大きなや役割を果たしているのです。
◆リンパ液
細胞間を流れる「細胞間液」とリンパ管内の「リンパ液」に分類され、濃度の差がありますが、基本的には同じものです。
◆リンパ管
リンパ液が通る管で、全身の末梢組織に網の目状に広がります。
毛細リンパ管 → 小リンパ管 → 集合リンパ管 → リンパ節を経て静脈へ戻ります。
また、消化管の表面に沿って分布もしています。
リンパ管が組織液を回収する際に、栄養素や細菌、老廃物が同時に入ってきて、リンパ節でろ過されます。
リンパ管にかかる圧力は低く、循環が穏やかなため、逆流を防ぐ半月弁が存在します。
そして基本的には動脈と並走し、動脈の力も借りながら流れています。
→圧力が弱いので、滞りやすいといえます。
◆リンパ節
聞いたことがあるフレーズと思います。
リンパ系の関所で、直径が2~3mm、全身に約800か所あり、体の大きさによって数は変わります。
リンパ節には白血球の一種であるリンパ球や、細胞の死骸などを片付けるマクロファージなどが存在し、細菌やがん細胞、異物をろ過します。リンパ節が炎症し腫れるのはこのためです。
五大リンパ節:腋窩リンパ・鎖骨下リンパ・鼠径リンパ・頚リンパ・膝窩リンパ
老廃物の出口として大切なのが腋窩リンパ、リンパ液を貯める量が多いのは、鼠径リンパ、膝窩リンパです。
→リンパ節の流れをよくすることが重要です。
そして全身のリンパ液が最終的に集合するのが「胸管」です。全長35~40cmの管で、1日に約2~3リットルが流れます。
このほか、「骨髄」「胸腺」など、白血球(リンパ球)をつくりだし、病原体に反応できるようにするまでの器官。また、脳にもリンパが存在することが2015年に明らかにされました。(一次リンパ器官組織)
「脾臓」「扁桃」「虫垂」「粘膜関連リンパ組織」などはリンパ球による免疫応答を行う場所です。(二次リンパ器官組織)
ちょっとわかりにくい言葉ばかりだと思いますが、
ポイントは、施術やセルフケアなどは「リンパ節」のケアが重要ということです。
例えば、とてもとても汚い浴室を掃除するとしましょう。
壁や天井よりも、まずは最初に排水溝のつまりを掃除して、全体をきれいにし、最後にまた排水溝を掃除する。がよい流れですよね。
リンパについても同じです。出口となる「腋窩リンパ」をはじめ、リンパ節が滞っていないことが大切です。
auraでは、ストレッチや筋筋膜のリリースをメインで施術していますが、女性に多い「むくみ」をより解消するための、リンパマッサージ付のコースを新しくメニューに追加する予定です。また決まりましたらお知らせいたします!
次回はリンパ系の機能についてです。
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